はじめに
bwsfとは?
bwsf は、Bitwarden を使用して .env* や Terraform の *.tfvars / *.tfvars.json といったプロジェクトファイルを安全に管理する CLI ツールです。
メールや Slack のような安全でないチャネルで秘密情報を共有する代わりに、bwsf を使えば Bitwarden ボールトに保存してチーム間で同期できます。
前提条件
bwsf を使用する前に、以下を準備してください:
- Bitwarden アカウント - Bitwarden Cloud またはセルフホスト Bitwarden サーバー
- Bitwarden CLI (
bw) - 公式の Bitwarden コマンドラインツール
Bitwarden CLI のインストール
公式 Bitwarden CLI インストールガイドに従って、お使いのマシンに bw コマンドをインストールしてください。
インストールの確認:
bw --version
bwsf の仕組み
bwsf は管理対象ファイルを Bitwarden フォルダ(デフォルト名: dotenvs)内の ノートアイテム として保存します。構造のイメージは以下のとおりです:
Bitwarden Vault
└── dotenvs/ # bwsf 用デフォルトフォルダ(変更可能)
├── my-web-app # プロジェクト名 = カレントディレクトリ名
│ ├── .env
│ ├── .env.staging
│ ├── .env.production
│ └── terraform.tfvars
└── another-project
└── .env
::: info
デフォルトのフォルダ名は dotenvs です。bwsf setup --folder <name> で変更できます。名前変更では既存ノートは移動しません。
:::
初期設定
bwsf をインストールしたら、セットアップコマンドを実行します:
bwsf setup
これにより以下が設定されます:
- Bitwarden サーバー URL(セルフホストインスタンスの場合)
- Bitwarden アカウントの認証情報
保存内容はいつでも次で確認できます:
bwsf config show